大口径ホースを活用した水道管の早期復旧について(2021年10月5日)

10月3日に和歌山市で水道橋の崩落事故が発生しました。市を中心に懸命な復旧作業が進められ、仮設の迂回配管の敷設が明日6日にも着工される見通しとなっています。
弊社では、このような事態に備え、大口径ホース「スーパーアクアダクトホース」(最大300mmΦ)を提案しております。

スーパーアクアダクトホースの水質は、ペットボトルの水質と同等と評価されておりますので、飲料水の送水に適しています。海外では、地震などの災害時や水道配管取替工事時における仮設配管として多数の採用実績があります。被害を受けていない配管部分から枝出し取水し、破損箇所をバイパスして配管網を継続使用できるようにしたり、避難所や個々の家庭に応急的に繋ぐなどで早期復旧が可能です。
ホースはフラットホースですが、最大使用圧力は1.2MPaGです。また、圧力損失が鋼管に比べて小さくなります。さらに、ホース間の接続にビクトリックジョイント、フランジ継手、その他特殊カップリングなどがあり、きわめて短時間で敷設、復旧が可能です。
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近年では、地球温暖化に伴う風水害の多発、大規模地震の切迫性など、自然災害の脅威が増す一方、被害の最小化や事業継続のための十分な備えが求められます。特に、水道は人の生活や生命維持には欠かせない、最も重要なインフラの一つです。今回のようなトラブルや設備の老朽化などを含め、万が一の事態への備えに課題をお持ちでありましたら、弊社までお気軽にご相談ください。