漏洩・蒸発~拡散~火災・爆発の影響度評価

弊社では下記のような漏洩・蒸発などの初期事象から、ガス拡散・火災・爆発までの一連の流れについて一貫した災害シミュレーションを実施し、
全体としての影響度評価を行えるようになりました。
(下記リンクから、検討イメージ(PDF)をご覧頂けます。)

災害
シナリオ

球形タンクからの漏洩

原油タンクの全面火災

毒性ガスを含む横型タンクからの漏洩
内容 球形タンクから漏洩・蒸発
(漏洩/蒸発量を計算)

ガス拡散
(LELの50%範囲の経時変化を図示)

着火しフラッシュファイアーが発生
(影響範囲を図示)

バックファイアーにより
防油堤火災が発生
(輻射熱範囲を図示)

BLEVEが発生
(圧力波および破片の飛散範囲
を図示)

ファイアーボールが発生
(輻射熱の影響範囲図示)
原油タンク全面火災
(輻射熱の影響範囲を図示)

消火できずボイルオーバー
が発生

(発生までの時間および残油量を計算)

ボイルオーバー発生時の輻射熱の影響範囲、及び油の飛散範囲を図示
毒性ガス(液体)を含む
タンクからの漏洩
(漏洩/蒸発量を計算)

ガス拡散
(ppm/LELの50%/臭気強度の
いずれかで、影響範囲の
経時変化を図示)
サンプル
(PDF)
球形タンクの災害シナリオ 原油タンクの災害シナリオ 毒性ガスタンクの災害シナリオ


その他、VCE (Vapor Cloud Explosion) についても、シナリオに基づく影響範囲の検討が可能です。

東南海地震などの大規模地震対策の流れの中で、このような一連の災害シナリオに基づく影響度評価は、今後重要になってきます。
弊社ではリスク解析を実施し、リスクの大きい災害シナリオを抽出し、その災害シナリオに沿った影響度評価検討業務を受託、実施します。