当社のガス拡散プログラムに漏洩源探索機能と微量成分拡散が加わります

ガス臭がしても、どこからガスが漏れ出しているのか?と、漏洩場所の特定が急がれるケースが多々あります。
事故で漏れた液体が蒸発してガスが拡散してきたのか、或いは煙突のようなところからガスが噴出したものなのか、その放出速度は?など、状況が全く分からないなかでの漏洩源探索シミュレーションが必要になる訳です。
この度開発した当社の漏洩源探索機能は、ガス臭のある場所でのガス濃度測定データに基づいてシミュレーションするものです。相互に離れた測定場所のガス濃度データが最低2か所必要です。測定データが2か所では誤差が比較的大きいので、4か所のデータが望ましい。また様々な漏洩の状況にも対応できるので、実情に合わせて漏洩状況をある程度想定することにより更に精度を上げることが可能です。

そのほかにも、排ガス中の微量成分ガスの拡散も計算できる機能も追加しました。この機能は、なかなか便利なもので、例えば焼却炉の排ガス中に微量なダイオキシンが含まれている場合、そのダイオキシンの拡散も計算できます。

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