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弊社が開発したシミュレーションプログラムを使用して、タンク火災消火やプロセスエリア火災時の消防車、泡放射砲など防消火資機材の適切な配置を検討します。配置検討にあたっては次の様々な要因をシミュレートして決定します。
上述した防消火資機材の配置検討の際に行った様々なシミュレーション結果を考察して得られた事項を消火戦術の一環として提案します。また下記に例示する「大型原油タンク火災の消火戦術」のように、海外での消火戦術の実態や考え方などを調査して報告書を作成します。シミュレーションを体感できます
タンク火災消火シミュレーション、輻射熱計算シミュレーションおよび水/泡放射シミュレーションの無償ビューワー(FMビューワー)を提供しております。別途ご用意しているシミュレーション結果のサンプルを用いることで、シミュレーションを実際に体感いただけます。詳しくは、無償FMビューワーおよび無償FMビューワーダウンロードのページをご確認ください。
さらに、FMビューワーのデモ動画をご用意しました。映像を通じて、これらのシミュレーションプログラムの内容、FMビューワーの機能、操作性、表現性など、具体的にイメージしていただけますので、まずはご覧ください。
タンク火災の消火時の予想、ボイルオーバーの可能性などシミュレーションによる検討も併せて実施します。
消防車、放水銃、放水砲、ホースなど火災発生タンク毎に必要となる防消火資機材の適切な配置図を作成します。
注;大容量泡放射砲システムの場合は移動式メインポンプや中継ポンプが必要になる場合があります。また固定式泡放出口による消火の場合でも発災タンクや隣接タンクへの放水が必要な場合もあります。
この配置図には警防計画作成ガイドラインで要求されている配置検討に関わる全ての事項が反映されていますので、このまま行政機関への提出資料としてお使い頂けるものと考えております。上記に加えて必要に応じて下記事項をまとめたExcelシートも提出致します。
移動式中継ポンプを使用する場合はホースの耐圧及びサクション圧を考慮して、その配置位置を決定する必要がありますが、弊社のプログラムにより確認することができます。なお、放射障害物有無の確認などの為にはタンク周辺の3次元配置図が必要となりますが、AutoCADで作成された2次元配置図があれば弊社にて3次元化いたします。また、配置図がない場合でも航空写真から3次元配置図を作成することができますので、ご相談ください。
大型の浮き屋根式タンク火災に対応するために、大容量泡放水砲システムの配備が石油コンビナート等災害防止法により義務付けられており、既に配備済みですが、実際の運用には高度な訓練と、優れた警防計画が必要となります。弊社はタンク火災消火シミュレーションによる的確なシミュレートにより、大容量泡放水砲、大口径ホース、消火ポンプなど消火機器の配置検討業務を行い、ご好評を頂きました。 警防計画の見直しの際は、是非ご一報願います。
任意の場所に漏洩燃料のプール火災を設定し、炎の広がりと高さを図示して炎に包まれる機器と、輻射熱による周辺機器及び消防士の安全距離を確認するなどシミュレーションによる検討も併せて実施します。
消防車、放水銃、放水砲、ホースなど発生火災毎に必要となる防消火資機材の適切な配置図を作成します。
なお、放射障害物有無の確認などの為にはプロセスエリアの3次元配置図が必要となりますが、機器やストラクチャーなどの大きな構造物のみの表示で十分であり、AutoCADで作成された2次元配置図があれば弊社にて3次元化も可能なので、ご相談ください。
下図は機器周りに漏洩火災を想定した時、放水砲や消防車による周囲機器の放水冷却シミュレートしたものです。これにより様々な状況下での放水による防火対策を検討できます。また消防車からの泡放射によるタンク火災消火についても検討しています。
下図は、プロセスプラントのストラクチャー上に設置された機器に、周囲の放水砲から適切な散水が可能かをチェックするためのシミュレーションです。このように散水の状態を目視で確認できます。
注;水や泡の放射は風の影響を大きく受けるが、弊社の水/泡放射シミュレーションは有風下での放射軌跡をシミュレートできるので、様々な風の環境での放射を試してみることが出来ます。水ノズルの場合には、直射だけではなく噴霧の場合にも噴霧角度に応じた計算が可能です。泡放射ノズルには泡の状態で放出するアスピレータ型と、飛行中に空気を吸い込み泡になるノンアスピレータ型がありますが、その両方に対応しています。放射軌跡は、メーカーからの無風での放射データがあれば、それに基づいて弊社にて調整することが可能です。
大型の浮き屋根式原油タンク火災に対応するために、大容量泡放水砲システムの配備が石油コンビナート等災害防止法により義務付けられており、既に配備済みです。しかし、実際に火災が起こった時には、状況に応じて様々な判断が求められることになります。大型タンク火災の消火戦術や問題点については、メジャーオイルで構成されているLASTFIREから提言があるなど、主として海外の規格、文献等に非常に有益な情報が散見されます。弊社は、このような情報を整理し、実際の火災報告書などを参考にし、かつ弊社のプラント防災エンジニアリングに関する経験知見をもとに、消火戦術マニュアルについて、標準書或いは参考書としてまとめ、報告します。
主たる調査内容;