危険区域の精緻なリスク評価/危険範囲の三次元表示を提供開始(2023年6月8日)
従来、危険区域の精緻なリスク評価では、危険範囲をリスク評価で得られた危険距離と、IEC規格 Part10-1 「Classification of areas-Explosive gas atmospheres」で示されている模式図を用いてご提示していましたが、この度プロットプランに危険範囲を二次元ないしは三次元で表示するサービスの提供を開始しました。
これにより、個別の放出源の危険範囲を重ね合わせていくことで施設全体でどのような危険範囲となるか確認でき、施設での運用実態に合わせた非防爆機器の使用可否エリアの明確なゾーン設定に活用できます。
また、ドローンの安全な飛行計画への活用や、将来的な自動飛行機能への応用など、空間的な位置情報が必要な分野への活用が期待されます。
危険範囲の三次元表示のサンプルを「危険区域の精緻なリスク評価(最新IEC規格による防爆エリアの設定)」のページに掲載しましたので、ご覧ください。
上記に加えて、以下内容を追加しましたので、合わせてご確認ください。
- 第1等級放出源の評価例として、「大気開放の液面からの蒸発」を追加。
- 「リスク評価結果サンプル」を更新するとともに、「物性データサンプル」も掲載。
- お問い合わせを頂くことが多い「評価に必要な資料」を掲載。