災害訓練シミュレーター(ADMS)

概要

災害訓練シミュレーター(ADMS)(Advanced Disaster Management Simulator) は、災害緊急対応を行う指揮官のためのシミュレーションプログラムです。 最近、特に重要性が高まっている、ICS(Incident Command System)に対応する最適なシミュレーションシステムです。
臨場感のあるバーチャル環境により、指令系統で指揮に携わる方の訓練を効率的かつ効果的に行うことが出来ます。

様々な消火活動(飛行機、車両・燃料輸送車、建物、高速道路、トンネル、製油所、コンテナ、船、山火事)、市街地での複数同時発生火災、警察の活動(暴動・爆発テロ・原子力テロ・バイオテロ・ハイジャック)、洪水への対応など多種・多様な事例に使え、訓練シナリオの蓄積により、更に高度な訓練シナリオの構築に役立てることができます。
効率的な訓練は緊急時や災害、安全保障などの事態を解決するために欠かせないものです。しかし時間や人員・資源・予算・安全・秘匿性・環境への責任などの条件を考慮すると、訓練は非実用的なものになりがちです。ADMSはそのような問題を解決するための、効率的な訓練環境を提供します。 

特徴的な技術

本システムは他に類を見ない高度なプログラムと、物理学に即したエフェクト、および高精度グラフィックに基づく特徴的なシミュレーション技術を基盤としています。
ETCシミュレーションの感動的なバーチャル環境は、訓練生とトレーナーの双方に、上質な環境を提供します。

高度に忠実な映像環境、三次元映像でトレーニング

本プログラムは高度に忠実な3次元パノラマ映像とリアルな音響環境を備えておりますので、訓練生は実際の事故現場にいるかのような環境で訓練に没頭することができます。各訓練生の行動はリアルタイムに反映され、その決定がどう影響するかについて実際に目の当たりにして確認出来るので、訓練生が夢中になって取組めるトレーニングシステムです。
ADMSは現地対応を行う指揮官、行政対応、災害統制を行うスタッフなど、指揮官レベルでの災害対応を対象としています。
訓練生が訓練に没頭し得られる経験や判断力を高め、災害対応の成功のために欠かせない自信を獲得するための環境を提供します。その結果、災害への準備レベルをより高め、更に効果的な対応、対応要員へのより安全な環境、損害の軽減について、可能性を高めることができます。究極的には人命救助のための優れた機会が得られることになります。

訓練設備

ADMSは下記のような設備に設置することを目的としています。別々の部屋から指示を出すことによって、各々が知りうる情報を元にして、的確な指示を出せるよう訓練します。

  • COMMAND POSTは、作戦会議を立てる(現場から離れた場所にある)災害対策本部を想定しています。 ここから現場に指示を出します。

  • FIELD UNITSは、現場にいる警察・消防等々の各指揮官を想定しています。

  • ON-SCENE COMMANDは、現場の総指揮官を想定しています。

  • これらの他に教官がおり、各々が出す指示に従って、車両や人員派遣などを、リアルタイムでプログラムを操作して行います。

 

 

日本語版カタログ 

※各画像をクリックするとPDFがダウンロードできます。

       

英語版カタログは以下のETC社HPへ
http://www.trainingfordisastermanagement.com/media-gallery/brochures-and-flyers/

動画は以下のETC社HPへ
 

 

海外での実績

  1. ADMSが台湾 台北市のEmergency Response Command Academyに採用されました

    2018年10月 ETCの消火訓練シミュレーターADMSがNew Taipei市のERCA(Emergency Response Command Academy)に採用されました。ERCAはADMSでの訓練を行うために設立された機関で、883m2の建屋にヴァーチャルリアリティでの現場指揮官訓練のための設備を整え、12のシーンでの災害訓練、13人の現場指揮官の訓練が可能となっております。 



  2. ADMSがアメリカ ウィスコンシン州 Fort McCoyの米国陸軍訓練に採用されました。


    2016年7月6日 ETCのADMSコマンドシステムがFort McCoyの Fire Departmentに採用され、年間約600名もの軍事消防士と約200名の民間の消防士を訓練します。訓練対象には、国防総省、米陸軍、国家警備隊、空軍州兵、および近隣の消防隊員が含まれ、消防訓練だけでなく、HAZMAT,CBRNE災害、テロや自然災害に対応する合同訓練を目的としています。

  3. ADMSがオランダの防衛省に追加採用されました

    2017年1月24日 ETC社のADMSがオランダの防衛省に追加採用されました。 シミュレータは、オランダの空軍からの火災救助サービス員の教育、評価、訓練に使用されます。 PortableタイプのADMS-Airbaseが王立オランダ空軍(RNLAF)のWoensdrecht空軍基地に配備され、mobileトレーニングチームによってオランダ内の全ての基地に対してオンサイトトレーニングを展開します。トレーニングシステムはRNLAFの車輌などの事故、様々な航空機・ヘリコプターの離着陸時の事故対応、交通事故、HAZMAT対応などの様々なアクシデントに対応しています。
    詳しくはこちらを御覧ください。 

  4. ADMSがアメリカ ニューヨーク州 Rochester Fire Departmentに採用されました。

    2015年6月9日 ETCの消火訓練シミュレーターADMSがRochester Fire Departmentに採用されました。今回導入されたADMSプログラムはRochester消防隊だけでなく、近隣の消防隊を含む上級の消防隊員から経験の浅い消防隊員まで500人以上にも及ぶ消防に関わる全てのメンバーに対応できるトレーニングツールです。Rochester消防のAndrew Lonthair司令官は ”ADMSの導入によって我々の訓練方法も変わるだろう。このトレーニングにより、隊員は可能な限り高い知識と技術を身に着けるだろう。”と話した。

    詳しくはこちらを御覧ください。 

  5. ADMSの原野火災シナリオが、オランダのNethrelands Institute for Safety(IFV)に導入されました。

    2015年2月25日 ETCの消火訓練シミュレーターADMSの原野火災のシナリオが、Netherland Institute for Safetyに導入されました。今回導入された新しい原野火災シナリオは4種類の異なる植生地を含み、火災の拡がり方は風向と風速の影響も考慮されています。また、空中消火を行うためのヘリコプターに連絡する等の、より複雑な訓練もできるように様々な機能が追加されています。

    詳しくはこちらを御覧ください。

    動画はこちら